XRPの開発開始(Ripple社は未存在)
ビットコインの「膨大な電力消費(マイニング)」や「決済スピードの遅さ」に課題を感じたエンジニアのジェド・マケーレブ、アーサー・ブリット、デビッド・シュワルツらが、新しい分散型台帳コードの開発をスタートさせました。
ここで重要な歴史的事実は、XRPはRipple社が作成したのではないということです。のちにRipple社となる企業が誕生する前に、まず独立したオープンソースの技術プロトコルとしてXRPの仕組みが設計されました。
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ビットコインとは異なる「実需」を目指した暗号資産の歴史を、エンジニアの視点で紐解きます。
ビットコインの「膨大な電力消費(マイニング)」や「決済スピードの遅さ」に課題を感じたエンジニアのジェド・マケーレブ、アーサー・ブリット、デビッド・シュワルツらが、新しい分散型台帳コードの開発をスタートさせました。
ここで重要な歴史的事実は、XRPはRipple社が作成したのではないということです。のちにRipple社となる企業が誕生する前に、まず独立したオープンソースの技術プロトコルとしてXRPの仕組みが設計されました。
6月にXRP Ledgerの最初の台帳(Ledger)が正常に稼働し、プロトコル上の上限である「1000億枚のXRP」がこの瞬間に直接作成されました。その後、この技術とトークンを普及・開発させるための民間企業として、OpenCoin社(現Ripple社)が設立されました。
創設者らは、作成された1000億枚のXRPのうち「800億枚」をエコシステム拡大の原資としてOpenCoin社(Ripple社)に譲渡しました。つまり、企業が暗号資産を作ったのではなく、独立して生まれた暗号資産を発展させるために企業が作られたという順序になります。
価格が1年で約36,000%上昇。同時にRipple社は保有する550億XRPを「エスクロー(預託)」にロックし、供給の透明性を高めました。私は2017年の10月にXRPを初めて購入しました(BTCを初めて購入したのは2016年、2016年は色々な投資にチャレンジ)。
12月に米国証券取引委員会(SEC)がRipple社を提訴(血のクリスマス)。「XRPは未登録証券である」との主張により、多くの取引所で上場廃止が相次ぐ冬の時代へ。
「取引所での一般販売は証券ではない」との判決。XRPの法的地位が米国で唯一、明確に定義された暗号資産となりました。
XRPはステーブルコインRLUSDの稼働や, 米国での法整備進展により、実務インフラとしての地位を固めました。私の会社が5月に廃業しましたが、今までの投資にこれほど感謝することになるとは。
機関投資家の参入、ETFの進展、そして国際送金における実務採用。XRPは「インターネット・オブ・バリュー」の核心を担う存在となっています。
エンジニアの視点で見れば、XRPは分散化されたプロトコルですが、規制当局は「中央集権的な証券」ではないかという疑念を抱いていました。
2025年、私が前職を離れた時期と重なるように、米国では「21世紀のための金融イノベーション・テクノロジー法(FIT21)」が本格運用されました。これにより、XRPは「コモディティ(商品)」としての地位を揺るぎないものにしました。これは、私がXRPをメイン投資に据える最大の根拠の一つです。
XRPの歴史は、古い金融システムと新しいテクノロジーが衝突し、融和していくプロセスそのものです。 私はこの10年以上の歴史に敬意を払い、エンジニアとしてその先の技術革新を見守り続けています。
ちくわが実践する「安全な投資」の始め方